梟、駆ける。

社会人野球やクラブチームなどややニッチな野球記事や雑記を投稿。

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台湾BL(ボーイズラブ)を感じに台北まで行ってきた(後編)

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《前回のあらすじ》
ふとしたきっかけから『海外でも日本文化ともいえるBL(ボーイズラブ)は流行っているのか』を検証しに台湾までやってきた新谷くん。さっそく台湾の首都・台北(たいぺい)のanimateで大変濃度がエグいBLゾーンを発見するも、そこには日本作品が多いことに気づく。



『そういえば台湾独自のBL漫画はどこにあるのだろう…BL小説はたくさんあるのに』



そのような疑問を抱いてしまった新谷くんはanimateに留まらず新たな店を開拓しにゆくのであった。



という訳でこの記事は(後編)となります。この記事を先に見られている方は(前編)を見ることからお薦め致します。



↓前回の記事はこちら↓
www.shinya-owlnet.com


台湾BLを求めに2店舗目となる『とらのあな』へ

という訳でやってきた『虎之穴台北店』である。こちら『animate台北店』と程近い距離にあり、こちらも同様台北駅から近い場所にあるのでアクセスも困らない。さて、日本の『とらのあな』は同人誌に力を入れている印象が強いがこちらはいかがであろうか。



news.toranoana.jp



www.itmedia.co.jp



『虎之穴台北店』の入口を発見。さっそく中に入ってみる。店舗はビル内にありエレベーターもあるが、入口階段の段差がありバリアフリーに適しているとは決して言いにくいので注意。



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店内には日本店舗のキャラクターデザインが。



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台湾のとらのあなも同人誌が多く置かれている。台湾では日本作品の『おそ松さん』が未だに有名みたいだ。



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奥にはアダルティックなエリアも。中に潜入してみると、こちらも大人の同人誌達が棚に陳列されている。商業誌も勿論あるが、同人誌商業誌全て日本のものだった。しかし、台詞は全て中国語である。台湾および中国の翻訳会社仕事が早すぎるのでは。



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とここで香しきBLコーナーを発見した。異文化を体感するために恥を忍んで棚の本を舐めるように、横方向に目線を沿わせ確認していく。



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しかし…台湾作らしきBL漫画を自身の目では確認することはできなかった。


虎之穴台北店の店員さんと台湾BLについて対話することに成功!

「やはり台湾独自のBL漫画はないのか…animateととらのあなで探してもないのなら仕方ないか」



当日は日本に帰国する日であり、あと1時間程度で店を出なければならない。諦めかけて店を出ようとしたその時であった。



「そろそろあの商品が入荷される日やなぁ」



「せやなぁ、棚の入れ替えせなあかんな」



いつも聞き慣れている言語が店のバックヤードから聞こえてきた。しかも関西弁の男二人組のようである。



なんと虎之穴台北店、日本人がスタッフとして勤務していた。



さらに幸運(?)は続くもので、別の女性スタッフが話しかけてきた。



「オキャクサン、ニホンジン?サガシテルモノアル?」



ややカタコトながら流暢な日本語。ネームプレートを確認すると中国語の姓名。



(現地のスタッフ、しかも日本語でやり取りができるならこの疑問をぶつけることができる…!)



これがチャンスだと思い立ち、思い切って質問してみた。



「実は友人の女の子から女性向けの漫画を買ってきれくれとお願いされていて…よく分からないのでどの辺にあるのか教えて欲しいです。」(勿論作り話だが、上手い口実を作ったと心の中で自画自賛している)

「ナルホド!ソレナラコノヘンデスネ!マンガハスクナイケドコノマンガハタイワンノヒトガカイタモノデスヨ!」



なんと台湾BL漫画は実在していた。(しかし、その漫画の背表紙を撮影していない痛恨のミス…)



「ありがとう!なかなか珍しい漫画ですね!でもこの辺にあるのは日本の人が描いた漫画が多いですね」

「ソウデスネ、ショウセツナラタクサンアルンデスガ…コノタナノレツニナランデイルホンハスベテタイワンノショウセツデス」



そこにはanimate台北店に陳列されていた綺麗な背表紙で整えられた台湾BL小説が陳列されていた。



「台湾の人は小説を良く読むんですか?」

「ショウセツダケデハナクアニメヤマンガモヨミマスヨ」

「BLって漫画のことだと思ってたんですけどね」

「モトモトショウセツヲカイテイルヒトガBLノジャンルヲカイテイマス。マンガハ…ソウイエバナカナカナイデスネ」



その後、雑談もさながら2冊程台湾BL漫画を紹介してもらい、お礼を述べ、虎之穴台北店を去ったのであった。




台湾におけるBL事情をまとめてみた

さて、前編後編と分けて台湾BLについての書いてみたが、自分なりにまとめてみた。



・台湾でもBL(ボーイズラブ)の需要はあるようである。
・台湾原作のBLは小説がメイン。背表紙が綺麗であり純文学としても扱われている。
・台湾原作のBL漫画はまだまだ少ない現状。今後増えていくかどうかは不明。



後日、台湾BLについて簡単にネットで検索してみると、日本のBL漫画家が台湾でサイン会を開催した際に数百人の台湾的腐女子が集ったようである。台湾でもBLという文化は今後も流行していくと思われる。



japan.cna.com.tw



「台湾のBL漫画が今後増えていくといいな…そのために中国語を勉強しないといけないな」



自分への手土産として購入した台湾BL小説数冊と1冊のBL漫画(自分好みの絵だったので購入したが日本のものと判明…)を本棚に並べつつ、今後の台湾文化の発展を切に願うのであった。



この記事をみて頂いた台湾の方、およびBL出版社の方、台湾のBL漫画家を増やすべく、台湾にBL文化を広めるべく頑張ってください。(人まかせ)

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